素晴らしい一日

今日の一日は3部構成

第1部 いいお産の日 in 京都に行く
第2部 大文字茶会 (於偕交苑)
第3部 yugue カフェにて再会
 
   午前中は、お掃除

*第1部 いいお産の日 in 京都 
  愛媛から来た知人のすすめで、いいお産の日in京都のイベントに行ってみることになった。
会場入口では、受付で来場者のアンケートに答えてください。と言われた。
グラフみたいな表に自分で記入するのだけれど、
妊娠はもとより、パートナーすらいない、という項にチェックを入れているのは私ぐらいだった。あらら。
私が着いたのは午後2時すぎで、会場内は、若い女性や、子供連れの女性がいっぱい。
ほとんどのイベントは終わりにさしかかっていたけれど、
皆が皆優しそうな笑顔で、そこにいるだけで母性に満たされていく感じがして心地よかった。
優しいお母さんって本当に素晴らしいものだなあ。とちょっと感動した。

**第2部 大文字茶会 (於偕交苑)
偕交苑は、以前「京都見たての会」というイベントで一度行った時、
すっかりお気に入りになった茶室。
元々は江戸時代後期の儒学者皆川淇園の所有だったというこの茶室は、
簡素な美しさを持つ建築の意匠と、庭の自然がとても清楚な雰囲気を醸し出している。

調べてみると、皆川淇園という人物は、折衷学派の儒学者で、名は愿、字は伯恭、号をキョウ斎・有斐斎・呑海子などと言い、特に誰に師事したと言うことは無く、文章を作るには字義を知る必要が有るとして、辞書の研究を行った人だそう。そして、名物の本義は声音に因ると考え、経書を解釈して一家の学を立て、学堂弘道館で教授に努め、経学文章を以て名声海内に振るい、門弟三千人と称された。

今回の茶会は、東山茶道部という方々のもてなしで、
お茶席500円だし、浴衣で接待してくれるって書いてあったから、きっとカジュアルなお茶会だよ。と思っていたら
待ち合いから、お茶席に案内されたり、器を拝見したりと結構れっきとしたお茶会だった。
それなのに白い五本指靴下なんかで行ってしまったよ。トホホ。
何はともあれ、茶道部のお姉さんは可愛い人たちだったし、蒸しパンのような主菓子は、もっちりした食感でとても美味しかったし、お茶会の後、ゆっくり庭の中も散策できたし、大満足。
いい時間を過ごさせてくださってありがとう!!!東山茶道部さん

***第3章 yugue
夕方は、Nさんが以前から気になっているというカフェに行く事に。
そのyugue(ユーゲ)というカフェは下鴨神社糺の森の近くにありました。
扉を開けると、あれ、どこかでお会いしたような人。
そうなのです。1年前、現在と同じように無職の期間中、しばしば花遊びに行っていた
スーカさんという花屋さんに週末だけパンとお菓子を売っていた彼女がお店の人になっているー。
何せ、私は彼女のパンがほしいばっかりに毎週土曜にフラワーアレンジメントの予約をしていたのです。
私が葬儀屋さんで働いて、ぶいと辞めるまでのフラフラした1年間に
彼女は、夢を実現し、自分のお店を持つまでに。
はあー。人は自分の人生を切り開いているのだなあ。としみじみ感動いたしましたよ。
パンとおやつを作っている方と布モノを作っている方とおまけを作っている方の3人で切りもりされているようです。
 
1Fは古い家具の椅子席、2Fは小さめの机がかわいらしいお座敷席。
鴨川が近いせいか、風がよく通ってクーラーなしでもとても居心地のよい空間でした。
お店の雰囲気はNさん曰く「有機系おとめなカフェ」だそう。
「はあ?有機系おとめ???」と質問したら、例えるなら「Arne」みたいな感じだそう。
そういわれるとナルホドと思いました。

私はその日、Sweden tea を注文。Nさんは梅ジュース。
紅茶に果物の皮やお花が入っているというSweden teaは、ほのかな甘みがあって
とても美味しかった。乙女な心地のする紅茶。
手作りのベーグルサンドや、水餃子などのフードメニューもありましたよ。
今度ぜひ食べたいな。

1Fにはテイクアウトできるお菓子や布小物も売っています。
とてもかわいかったです。

ああー、いい一日。
ありがとう。ありがとう。

参考までに
*yugue
075-723-4707
京都市左京区下鴨松原町4-5